アルコールも調べる!?駐在員も避けられないアメリカの超厳しいドラッグチェック

アメリカ生活

こんにちは。

ゆうです。

2017年より夫の海外転勤に帯同してアメリカに住んでいます。

夫は、日本のメーカーからアメリカの子会社に駐在員として働いています。このため、夫はアメリカ人の同僚と同じように、ドラッグチェックを受けたり、ドラッグチェックやドラッグの勉強をさせられます。

この記事では、夫の会社での超厳しいドラッグチェックについて紹介したいと思います。

血中アルコール濃度も調べるドラッグチェック

さて、ドラッグチェックというと、マリファナ、コカインなどのドラッグをチェック。日本人には全然関係ないや!!!などと思っていませんか?私もそう思っていました。しかし、夫の会社では、検査項目にアルコールも含まれています。日本では、前日アルコール飲みすぎて、酒臭い社員とか結構いますが、夫のアメリカの会社ではそれはアウト!となる場合があります。これは厳しいな!と思いましたが、そもそもなぜ会社単位でドラッグチェックを行っているかを考えてみると、その理由にも納得できます。

ご存知の方も多いかと思いますが、アメリカでは、州によってはマリファナ(大麻)が合法だったりします。ドラッグチェックがない職業についていたり、無職であればマリファナを吸ってもいい州もあるわけですね。したがって、法令順守だけを目的として会社がドラッグチェックをしているわけではないのです。

薬物データベースによると、大麻を吸った後の症状には以下のようなものがあげられます。

1. 忍耐力に乏しく欲求不満に陥りやすい
2.
 感情の起伏が激しく、喜怒哀楽の振幅が非常に大きい
3.
 頭は常に朦朧状態・・・例えば、昨日何をしたのかも思い出せない状態
4.
 鬱状態、自己陶酔、まやかしの行動、病的虚言
5.
 学業・就業成績の低劣化、体育活動その他本来求められているもろもろの活動への不参加
6.
 交通違反、破壊行為、万引きなど様々な違法行為

いくら合法といっても、こんな状態でまともに仕事ができないです。

お酒であっても同様ですね。酒に酔った状態では、まともに仕事ができないです。

フォークリフトを運転したり、機械を操作する仕事など安全が重要な仕事もありますので、安全を確保するという意味でも飲酒、ドラッグをしているというのは困るわけですね。

夫のアメリカの会社では、血中アルコール濃度0.04%以上でアウトです。

どのタイミングで検査させらるのか?

(1)ランダム

ドラッグチェックについてネットで調べると、わざわざ検査の場所まで出向くとありますが、夫の会社では全く違います。

夫の会社では、コンピュータで選ばれた人がランダムにチェックさせらるそうです。

朝、会社に行くと、検査員が訪れて今すぐにドラッグチェックをやってくれ!!となります。

(2)$500以上の損害発生時

夫の会社は、メーカーのため、様々な機材があります。このため、会社に大きな損害を与えてしまう場合もあります。その損害がドラッグやアルコールによる影響であるか否かも争点になります。

尿採取と検査

夫の会社では、ドラッグチェックをやってくれとなると、尿を採取する際のカップが渡されます。

すぐに会社のトイレに行く渡されたカップで尿を採取します。尿が規定量に満たされなければアウト。さらに、尿は1時間以内に採取しないとアウトとなります。通常、人間は水を飲めば1時間程度で尿が排出されるのだそう。このため、1時間以上経っても採取した尿を提出しない場合は、検査拒否扱いになるのだそうです。例えば、1回目に尿を出してみて、量が満たせず、もう一度やりたいという場合、2回目は1時間以内に規定量でなければ、アウト!!となるそうです。

また、カップには、サーモメーターがついており、尿の温度までチェック。尿の温度が低すぎでも高すぎてもアウト。なかなか厳しいように聞こえますが、やましいことがなければ意外と問題ないそうです。

つぎに、採取した尿は2つの試験官に分けられ、検査員によって1つ目の試験官を使って直ちにチェック。

普通の人(薬物吸ってない、アルコール飲んでない人)は、1つ目の試験官で引っ掛からないです。しかし、1つ目の試験管の検査で項目に引っ掛かった場合、従業員は、2つ目の試験管を他の機関で検査したいと申し入れることも可能。ただし、1つ目の試験管で引っ掛かると、2つ目の試験管でも引っ掛かるのであまり意味はないそうですが、一応従業員には権利が用意されているそうです。

また、アメリカでは医療用でマリファナが処方されている方もいます。この場合、処方箋に記載の濃度(%)をあらかじめ引いて、それでも閾値を超えたらアウトとなるそうです。

アウトだとどうなる?

検査で引っ掛かる(アウト)=即解雇。でもないようです。

アウトとなると、勤続年数、業務内容なども確認されます。

業務内容にフォークリフトを使うなど機械を操作したする人は、一発でアウトになる可能性が高いそうです。

入社後すぐに引っ掛かるようでは、常習性がみられるので解雇の可能性は高いです。一方、20年働いていて初めて引っ掛かったとかなら一度は様子見とかになる可能性が高くなるそうです。

その他の権利

アルコール依存症の可能性がある場合などは、会社に申し入れることで、カウンセリングを受けることができるそうです。しかし、カウンセリングを受けているという理由でランダムのドラッグチェックを回避することはできず、アルコール濃度が理由に解雇ということもあるそうです。

まとめ

日本人は、ドラッグに関しては法令違反なのでいけないけど、お酒に関しては許される傾向があります。一方、アメリカの会社では法令違反か否かというよりも業務や安全に問題とならないかという観点でドラッグやお酒が検査されます。

日本人の場合、法令違反ではないからといってお酒を飲みすぎて二日酔い状態でアメリカの会社に出勤⇒ドラッグチェック⇒様子見または解雇、ということはありえます。日本人はなぜかアメリカに来ても日本のルールのままで生活してる人が多いです。駐在員といえども、郷に入りては郷に従えというように、お酒のルールもアメリカのルールに従うことをお勧めします。

ではでは。

ゆう。

イラストは、イラストACを利用しています。

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